当研究室で勤務している心理士の声を紹介します。

心理系大学院を修了後、こちらの研究室で働き始めました。

心理検査は大学院の授業で経験した程度だったので、自分にできるか不安でしたが、指導体制がしっかりしていたので、3ヵ月で一通りの検査を身につけることができました。レベルの高い指導をしていただき、今では自信を持って、検査ができるようになっています。

最初は健常者に対して心理検査を実施するのですが、患者さんの特性を評価していく上で、健常者の反応を知ることが出来るというのは、非常に貴重な経験だと思います。大きな研究の一環として心理検査を取らせていただくので、責任は大きいですが、非常にやりがいがあります。

また、その検査結果が処理されて、臨床現場で患者さんにフィードバックされたり、また論文になるまでの一貫のプロセスを自分達で全て行うことによって、研究の流れを知ることが出来ます。阪大という最先端のハイレベルの研究に携わることができ、充実した日々を送っています。

Aさん

日頃の業務に加えて、先生が開催している統合失調症勉強会に参加することができるので、医師の考え方や最先端の研究を知れて、疾患に対する理解が深まりました。この勉強会は、医学だけでなく共同研究者である様々な領域の先生方からお話を聞くことが出来ます。

研究室のメンバーは意識や向上心が高い人が多いので、レベルの高い環境の下で働くことができ、いい刺激をもらっています。また、先生方の専門領域も様々で、専門性の高い人から直接話を聞くことが出来たり、丁寧に指導していただける環境は非常に恵まれていると思います。

附属病院での診察を見学したり、医師の業務を間近で見ることが出来、時に指導していただけるのは、ここならではでないでしょうか。

Bさん

自分と同世代の20代の心理士が多く、困った時に気軽に相談しやすいところが気に入っています。心理士は一人職場が多く、自ら行動しないと指導を受ける機会が少ないというのが現状ですが、心理士の資格の話や専門領域の話など、様々なことについて相談したりディスカッションできるので視野も広がります。

大学院を卒業してすぐ入職したので、仕事をしながら臨床心理士の資格試験の勉強をしていました。先輩方が、試験勉強のコツやオススメの参考書を教えて下さったり、面接の指導をして下さり、無事に合格することが出来ました。仕事と並行してというのが非常に不安が大きかったですが、面接でも落ち着いて答えることが出来ました。資格取得がこれからという人にも働きやすい職場だと思います。

大学なので、業務の内容は幅広く、臨床業務だけでなく研究業務にも携わることが出来ます。SPSSを使ったデータ解析なども行っており、研究室がもつデータ数は日本一なので、研究に携わりたいと考える人にとっては、非常に良い職場だと思います。

また、私はPCのスキルが格段にアップしました。始めはみなPC初心者ですが、ここで働いていく中で作業スピードや効率性が求められるため、仕事も速くこなせるようになり、知識も増えます。

Cさん
大阪大学大学院大阪大学・金沢大学・浜松医科大学・千葉大学・福井大学連合小児発達学研究科附属
子どものこころの分子統御機構研究センター
(大阪大学大学院医学系研究科情報統合医学講座精神医学教室 兼任)

橋本 亮太

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